完成後:ガルバリウム鋼板を使って外壁に変化が生まれました。
工事前:もとの浴室を45cmだけ広げて快適な浴室を作ります。
工事中:解体工事、構造を確認しながら慎重に工事していきます。
工事中:広げる部分に新しい基礎を作りもとの基礎には補強を加えます。
工事中:外壁側には防水透湿シートを張ります。
工事中:断熱材にて温熱快適を、構造用合板にて構造補強を行います。
工事前:明かりが入らず、暗くて窮屈な使い勝手の悪いお風呂だったようです。
工事前:浴室同様、脱衣室(洗面所)も窮屈だったようです。
工事中:一人用サウナへ入るドア、浴室の中に設けて使いやすく。
工事中:浴室を通った陽の光が脱衣室(洗面所)まで届くように工夫しています。
完成後:脱衣室右側が浴室、洗面台の幅1.2mが脱衣スペースに。
完成後:浴室は真っ白で明るい仕上げ、脱衣室までその明るさが届きます。
完成後:サウナの場所はこんな感じ、サウナの後の水風呂も最高です。
【浴室と洗面脱衣室の改修工事と一人用サウナ設置工事】
「洗面脱衣室と浴室がどちらも窮屈で暗くて使い難い、もっと使いやすくて明るいお風呂って作れますか?スペースは限られてるけど、小型のサウナもできたら入れて欲しいです。」そんなお客様からのご相談でした。お宅へお邪魔してみると確かに窮屈、それぞれの間取りが無理やり押し込まれたようなプランになっていました。
ただ、よくよく調査してみると、全体の広さとしてあと45cmだけ広げてあげれば、快適空間になることがわかりました。そこで洗面脱衣室、浴室の仕切りを撤去して、外壁を45cmだけ外へ広げ、そこでできる空間の中で、浴室・洗面・脱衣・洗濯、それぞれがうまく快適につながることができるレイアウトを考えました。
うまいレイアウトを考えるためには、それぞれの動き、動線を想像する必要があります。それが想像できると、既成的な間取りから解き放たれ、自由な間取りレイアウトを想像することができます。限られたスペースで如何に快適な空間にするか?今回の場合重要になるのが脱衣室の広さでした。単純に脱衣するだけとしたらどれくらいのスペースが必要なのでしょう。
今回は洗面所も必要です、なので洗面所も合わせて整理しますが、窮屈だったところですから開放的にしたいところ。そこで、これまで75cmだった洗面台の幅を120cmと1.6倍に広げ、ゆったりした洗面スペースを設定。そこで生まれた幅120cmは脱衣という行為だけであれば十分な幅です。あとは洗濯機の置き場所と、その前に立つことができるスペースの確保だけ。一人用サウナも設置するので、間取りにも凸凹が生まれます。その凸凹を利用して洗濯機置き場を準備し、洗濯という行為もクリアさせました。
全体の広さ的にはたった45cm広げただけですが、内部のレイアウト・使い勝手・明るさ共に満足いただけるリフォームになりました。せっかく、間仕切りを撤去したり、外壁を広げたりするのですから、構造補強と断熱補強も同時に行って、見た目だけ使い勝手だけでなく、安全・快適な暮らしの空間ができました。何よりなのは、一人用サウナも設置でき、日々のお風呂タイムが楽しみだと言っていただいていることです。