2019/03/02 耐震化 熊本市 補助金・税制・融資

第24回 戸建木造住宅の耐震診断士を派遣します!(熊本市)

平成31年度熊本市耐震診断士派遣事業説明会が開催されます。

耐震診断士派遣事業説明会 → http://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=2842

熊本市から次年度の、市民向け事業説明会開催の案内が出ています。この診断士派遣事業、熊本地震以降多くの方に知っていただき、ここ数年は抽選になっています。この耐震診断士派遣事業とは、一般市民の皆さまのお住まいを熊本市の補助にて、耐震診断士が個別に診断し、その結果報告を行うものです。簡単な流れは以下の通りです。

①耐震診断士派遣事業への申し込み
市民の皆さまから熊本市へこの派遣事業への申し込みをしていただきます。熊本市にて受付が行われます。

②事業抽選会
申し込み総数が多いため、おそらく抽選になり抽選会が一般公開で実施されます。残念ながら抽選に外れた方は、事業途中でキャンセルなどが発生し、事業枠が出た場合、熊本市から個別にハガキ等により再申し込みについての案内が来るようです。当事務所でも、前年度一次募集の抽選で漏れた2件の方の耐震診断を行いました。

③耐震診断士の決定
耐震診断申し込みの際に、ご希望の耐震診断士を指名することができます。診断士名簿が公開されていますのでその中からお選びいただけます。選ぶことができない場合は、5つの診断士派遣機関のうちどこかだけ選択いただければ任意で診断士が選定されます。名簿などは以下のサイトでご覧頂けます。(ちなみに当方は、熊本県建築士会登録 S61号 FAD建築事務所/古市伸一郎で登録されています。
戸建木造住宅の耐震化事業について → http://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/Detail.aspx?c_id=5&id=18827

④診断日時の決定
診断士が決まったら、診断士より直接連絡があります。そこで調査の日時などを打ち合わせいただき、実際の調査日を決定します。当方にて耐震診断を行う場合は、本調査(耐震診断)へお邪魔する前に、本調査をスムーズに行うため、事前に現地確認にお伺いさせていただきます。床下や天井裏などへ侵入するための点検口の位置や、荷物の移動が必要であればその範囲などをご相談させていただきます。

⑤現地調査・耐震診断
診断当日は、概ね2時間程度調査が実施されます。当方の場合2名でお伺いしています。

⑥診断調査結果の報告
調査実施後、診断書の作成をし、耐震診断審査会(診断内容のチェック機関)の審査を受け、担当耐震診断士より調査結果の報告を直接お知らせに伺います。ここで建物の評点(地震に対する)が説明されます。この報告を持って耐震診断士事業は終了となります。

この報告をしに行ったときよく聞かれるのが、「この後どうしたらいいですか」です。

診断結果では、「倒壊する危険がある」などの表現がされます。どの程度の地震でそんな風になり、そうならないためにはどうしたらいいのか?どれくらい補強費用がかかるのか?などなど、報告だけでは疑問が残るだけのようです。その際は、担当診断士へ理解できるまで質問されて、補強をするのかそれとも他の方法をとるのかご判断いただければと思います。それと、耐震診断を受けられた市民の皆さまからの感想・・・、

「耐震診断受けてよかった!そこそこ悪いだろうとは思っていたけど、悪いなら悪いなりの基準が見えて、何がどうなのか分からないという不安はなくなりました。」

みなさん、「何にも分からない」という不安が一番大きかったようです。補強するかしないかは別にして、とにかく診断だけは受けて、お住いの現状を知るということが大切なのかもしれません。

まずは、今回開催される説明会にご参加いただき、概要をお聞きになることをお勧めします。

 

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