2024/11/06
耐震化
お知らせ
耐震・省エネ
常時微動探査はどんな調査方法?
【常時微動探査はどんな調査方法?】
地面に穴を開けたり大きな機材を用いずに、地盤を調査する方法として「常時微動探査」が注目されています。常時微動探査とは、人が感じないくらいの揺れをもとに地盤や家屋を探査する、新たな調査法です。
四角の食パン一斤ほどの大きさの微動計(高精度の地震計)を地面または家屋の床に置き、常時微動観測を行います。
地盤の揺れ方の特徴や地盤の硬さを調べて地震があった時に地盤がどのように揺れるか、また、住宅の耐震性能を実測して数値で示すことができます。
常時微動探査には、微動計を複数台用いて、1現場45分~60分程度(異なる測り方で約17分×2回計測)で準備・観測が可能です。
常時微動探査は、地面に穴を開けたり排気等を発しない、非破壊、無振動・無騒音のクリーンな調査方法です。舗装や土間コンクリートの上からでも調査が可能で、既に住宅が建っている脇のガレージや庭先、玄関先などのスペースでも可能な調査法です。
災害がいつきてもおかしくない昨今、住宅を提供する者として建物の耐震化については長く取り組んできました。いくら耐震設計をし、その通りに施工したとしても、その性能が証明されるのは地震にあった時という。
パソコン上で設計しながらいつもその事実にジレンマを感じていました。
この『微動探査』では実際の建物を調査し、実測値として評価できます。家をつくる前、建てた後、不安に感じたら、まずお問合せください。
耐震補強のスペシャリストとして多くの木造住宅の耐震化を実施し、熊本の住宅の安心安全を目指しています。
インスペクション、耐震診断、耐震設計、耐震工事業務も行っております。
ぜひお問合せくださいませ。